上記にある通り、高血圧は生活習慣病と言われています。
そのため、生活習慣をしっかり見直すことがとても大切になっています。
・塩分を取りすぎないようにする…塩分を多く摂取すると細胞のナトリウム濃度が上昇します。それを体が薄めようとして水分を体の中に溜め込みます。その結果血液量が上がり、血圧も高くなってしまいます。
→調味料を少なくする、「減塩」と書かれたものを使用する
→外食や加工食品は塩分が多く使用されているのでなるべく控える
→香辛料や風味の強い油を使用する。だしを濃くする。
→ラーメンの汁は残す
→カリウム・マグネシウム・カルシウムのミネラルを含むものを積極的に摂る(塩分排泄効果が高まる)
・寒暖差が急にならないようにする…浴室など暖房をつけたり洋服で調整したりしましょう。お風呂も熱い温度よりも40℃くらいのぬるめのお湯に5~10分ほど浸かるのがお勧めです。長すぎる入浴にも注意してください。
・タバコを控える…血管にダメージを与えますので動脈硬化の原因となります。。体に良いことはないので、できれば禁煙したほうがいいでしょう。自分の力では禁煙できないのであれば禁煙外来を受診して専門家の力を頼りましょう。
・アルコールを控える…大量のアルコール摂取は血圧を上げてしまいます。また、アルコールを少量しか飲まない人は動脈硬化のリスクが低いと言われています。
・適正な体重にする…肥満は心臓に負担をかけたり、動脈硬化のリスクを高めます。ただし、無理な減量はさらに体に負担をかけてしまうので、正しい減量方法で適正な体重にすることが大切です。
・運動を取り入れる…力むような運動よりも、ウォーキングのような有酸素運動がお勧めです。また、筋肉とともに血管を伸ばすストレッチを取り入れることもいいでしょう。通勤帰りに一駅分歩いてみたり、エスカレーターではなく階段を選択してみたりと、日々の生活の中に運動を取り入れてみましょう。
・自律神経を整える…軽い運動も効果があります。また、質の良い睡眠をとることも重要です。規則的な生活を送ったり、朝しっかり日光を浴びる、入浴や白湯で体を温めるなど工夫してみましょう。
・ストレス対策…ストレスをなるげく減らすことも大切です。
ストレスを感じると消費されてしまう栄養素があります。
また、ストレスを軽減するホルモンを作るのに必要な栄養素というのもあります。
主にビタミンC・ビタミンE・トリプトファン・ビタミンB群です。
これらを多く含む食べ物としてお勧めなものは
・大豆製品
・緑黄色野菜
・イモ類
・ナッツ
です。こういったものを意識してたべるのもよいでしょう。